血圧が高い人を含め、塩分量が気になる人も多いと思います。
1日の塩分摂取量の平均は、男性11g女性9.3gだそうです。塩分のとりすぎは、高血圧の原因になるだけでなく、ガンや脳梗塞、腎臓病のリスクを高めます。また味の濃いものは刺激があり過ぎるのでつい食べ過ぎてしまい肥満の原因にもなります。1日あたりの塩分摂取量の目標値(成人)は、
厚生労働省の「日本人の食塩摂取基準(2020版)」では
男性・・・7.5g未満 女性・・・6.5g未満
高血圧の方の目安 6g未満 WHO世界保険機関の食塩摂取基準 5g未満です。
目標値と比べると、男性、女性共に塩分摂取が多い事がわかりますね。特にWHOの基準はとても厳しく、この基準を元にすると、日本人は塩分量を半分以下にする必要があります。
健康な方がすぐに1日5gにする必要がある訳ではありませんが、食事の際には塩分を意識し、減塩をすすめる事で様々な病気の予防にも繋がります。

塩分を減らすポイントは
・薄い味を心掛けて慣れていきましょう
・加工食品は食塩相当量が高いものは避けましょう
・お酢、レモンやゆずなどの柑橘系の搾り汁、香辛料を加え、味付けを工夫してみましょう
・出し汁をしっかり取って塩分をカットしましょう